足のどの部分が痛みますか?
また、明らかにそのきっかけとなった動作や外傷はありましたか?
カイロプラクティックではこれらをカウンセリングして、足の痛みの原因を鑑別していきます。
骨折や重度の捻挫の疑いがある場合は、専門医での受診をおすすめします。
カイロプラクティックでは、原因となる軟部組織や、関節の問題に対して適切なアプローチを行います。
内くるぶしにある足根管が狭まることで、脛骨神経・動静脈・腱が圧迫や刺激を受け、足の裏や内くるぶしにしびれや痛みが起こります。
右足首を後方から見た図です。赤い丸で囲ったところが足根管で、内くるぶしの骨と屈筋支帯の間を、足底につながる神経・血管・腱が通っています。
内くるぶしの下を通った腱・血管・神経は図のように足底に広がります。
それぞれが圧迫を受けると、局所的な痛みや、血流不足によって散在的に広がるようなしびれ、または神経の分布に沿ったしびれが起こります。
長時間の立ち仕事やランニングなど足に負担がかかることが原因で、足底筋膜(腱膜)が炎症を起こし、踵から土踏まずにかけて鋭い痛みが起こります。
朝起きて歩き始めの一歩や、しばらく座っている状態から歩き始める時に痛みを感じます。
また運動以外にも、土踏まずのアーチが減少した扁平足も足底筋膜炎の原因の一つです。
足底筋膜炎はカイロプラクティックの治療で改善できる可能性が高いです。
足の親指が隣の指に重なり、親指が浮いた状態を外反母趾と言います。
骨の突出部位と靴との摩擦によって炎症が起こります。
また、筋肉や関節包の緊張によって親指の内側に痛みが起こります。
ハイヒールなどつま先の尖った靴を履き続けることで、第1中足骨が内側に偏位し外反母趾になります。
また、外反母趾は遺伝的要素もあり、その場合も間違った靴選びによって症状を悪化させてしまう可能性があります。
先に記した足底筋膜炎と同様に、扁平足が原因で外反母趾となる場合もあります。
慢性的な外反母趾や扁平足は元に戻すことが難しく、カイロプラクティックでは症状改善に向け、必要に応じて足底アーチの改善や関連する軟部組織へのアプローチを行います。