肩こりの原因は?

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カイロプラクティックでは肩こりの原因をこんなふうに診ます

パソコンや携帯電話を覗き込んだり、体を丸めて行う作業など、誰もが毎日の生活の中で繰り返している事が小さな小さな「外傷」となります。

それが積み重なった結果、最終的に「慢性肩こり」という大きな問題になっていきます。

この「小さな外傷」というのは、単純にその筋肉が炎症しているという意味もありますが、本人が感覚的に捉えているものもあり、普段どのような姿勢や作業を行っているかが肩こり改善のヒントとなります。

 

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腰痛と同様に肩こりの原因はコレだけと断定することは難しく、十分なカウンセリングと検査に基づいて必要なケアを決めていきます。

カイロプラクティックでは、ひとことで「慢性肩こり」と言っても、それぞれのパターンに応じて手段を選び、単なる揉みほぐしでの一時しのぎでは終わらせません。 

肩こりの原因を探る検査って何?

カイロプラクティックでは、何かしら検査検査と言いますが、「肩こりの検査」とは何なのでしょうか。

凝っているのだからとりあえず揉んで欲しい!と思ったことはありませんか?その気持ちよくわかります。

 

しかし、カイロプラクティックではとりあえず揉むことはできないのです!筋肉へのアプローチは重要と考えていますが、どの筋肉のどの部分の緊張を除去するべきなのか、それを決定するためにカイロプラクティックでは様々な「見立て」を行います。

 

筋の緊張には、意味があってそうなっている部分があります。

そのコリ(緊張)によって体が安定した状態を保っている、ということです。

逆に言うと、そのコリがないと体を支えられなくなり、また更に強い緊張が起こるとうスパイラルに陥ります。

 

例えば、肩甲骨が前上方へせり出したような姿勢に見られる「上肢体交差性症候群」を例に挙げますと、首・頭・肩の3つの位置関係のバランスが崩れることにより、元の骨格姿勢を維持しようと緊張する筋肉と、逆に筋緊張が妨げられて弱くなってしまう筋によって、頚椎へのストレスや肩関節の動きにも変化をもたらすと考えられています。

この場合ですと、緊張している構造のストレッチと、頭・首・肩の位置バランスを改善させることが必要になります。

 

 

上肢体交差性症候群
デスクワーク以外でもこんな姿勢になる事ありませんか?

むやみに自覚症状のある部分を揉みほぐしてしまうと、後から「揉み返し」 のような状態が起きてしまうこともあります。

 

上記以外にも、肩周辺の筋緊張をつくり出してしまう原因はたくさんあり、カイロプラクティックではもっともその人にとって悪影響をもたらさない方法でアプローチしていきます。 

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