人口の8割以上が頭痛を経験し、数週間で再発を繰り返すパターンが多いというデータがあります。
嘔吐や痙攣を伴う重度の深刻な頭痛の場合、専門医による診察や画像診断が必須となります。
頭痛を訴えて来られた方を診る場合、病歴・年齢・発症する時間帯・関連する症状・悪化要因などのカウンセリングにより、カイロプラクティックの適応内であるがどうかの判断が重要となります。
逆に、病院の検査では頭痛原因が何も見つからなかった時、
・ 緊張性頭痛
・ 頸椎機能障害による頭痛
・ 偏頭痛
であると考えられる場合は、カイロプラクティックの調整による改善が期待出来ます。
また、カイロプラクティックでは症状が出ている部位だけを改善すれば良いというのではなく、
全体の姿勢バランスを整えることで間接的にその症状を改善させるという特徴があります。
かと言って、痛みを感じている部分をほったらかしにするわけではありません。
例えば頭痛の場合なら、頭部の筋緊張や、最も重要である頭部と頸部の関節の微妙なズレなどの細かいチェックを行った上で、その頭部を支えている脊柱・骨盤・下肢の全体のバランスを見ます。
全体を見た中で、症状のある頭部はどうなっているのか?
カイロプラクティックで脳内の疾患を直接改善することは出来ませんが、全体のバランスを整えることで頭痛の問題を間接的に緩和することが出来ます。